2020/2/19 Chabot X.O. Armagnac

ブランデーですが、ボトルがかわいいです。
中身が見えないので、どうなっているのか心配です。

昨日、アナザーストーリーズ「時代に翻弄された歌 イムジン河」をみました。
「イムジン河」は、京都の朝鮮学校でこの曲を耳にした作詞家の松山猛が耳コピして、2番と3番の歌詞を自身で作詞し、ザ・フォーク・クルセダースの2枚目のシングル盤として発売される予定でした。ところが発売直前に朝鮮総連から抗議が入り、レコード会社が発売中止を決定し、お蔵入りとなりました。
特に、松山猛が作詞した2番の「誰が祖国をふたつに分けてしまったの」という歌詞が印象的です。
南北に離散した家族の哀しさを表現した歌のように聴こえますが、原曲は荒れた南に対して北の豊かさを表現した北朝鮮の歌だったそうです。

ザ・フォーク・クルセダースといえば、当時子供だった私にはデビュー曲の「帰ってきた酔っ払い」が衝撃的でした。最近でいうと、「ペンパイナッポーアッポーペン」みたいなものです。あちらこちらで「おらは死んじまっただ～♪」と連呼していました。
「イムジン河」発売中止のニュースは記憶にありませんが、期待していたセカンドシングル「悲しくてやりきれない」が子供の私にとっては普通の曲だったので、がっかりしたのを覚えています。
でも大人になってから聴くとこの曲もいい曲ですね。