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2021/6/19 猫がいなけりゃ息もできない [読む]

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このタイトル、楽しそうですよね。
次は楽しい本を読もうと購入しました。
ところが読んでみたら、可愛がっていた飼い猫を看取る話でした。
生まれたときから17才で亡くなるまで飼っていた愛猫「もみじ」。
猫の年齢を人間に当てはめると生後1年で18才、その後は1年で4才歳をとるそうです。
17才のもみじは、18+(16*4)=82才。
その最期を看取る飼い主の村山由佳さんの想いが綴られています。
もみじの死よりも、村山さんの想いにもらい泣きしてしまいます。
人と人以上の深い絆。猫と飼い主の互いの愛情に感動しました。

村山さんのお母さんは厳しい人で、怖かったそうです。
そのため、周りの人に何か言われると言い返せず、我慢するようになったそうです。
その結果、二度の結婚と離婚を経験し、年下の従兄弟と同居することになったというプライバシーについても簡単に触れています。

猫の話は初めて読んだのですが、村山さんは、女性の官能小説家なんです。
小説はいくつか読ませていただきました。
男性作家の官能小説は性欲丸出しという感じがして、今ひとつなんですけど、女流作家の官能小説は、そこにいくまでの女性の気持ちが描かれていて、面白いんです。
「ホテル・ローヤル」で直木賞を受賞した桜木紫乃さんも好きです。

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ズボンプレッサーで復元した、もう一枚の松山千春のレコード。
北海道をテーマに歌っています。
前述の桜木紫乃さんも北海道出身の作家です。
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