2021/10/18 ハムレット

学生時代、日本文学は「国語」の授業のなかで、少し読みましたが、外国文学は関わる科目がないんですね。外国語は英語だけだし、英語の授業は語学だけだし。

大人になってから、ときどき外国文学作品を読むようになりました。

前回のイプセン「人形の家」に」続いて、シェイクスピアの戯曲「ハムレット」を読みました。

城に現れた父（デンマーク王）の亡霊から、父が叔父に殺されたという事実を知った王子ハムレットは復讐を誓います。
父を殺した叔父は、母を妃にしてデンマーク王になっています。
ハムレットは父が死んだばかりなのに叔父の妻になった母にも憎悪をいだきます。
一方、真実をハムレットに知られた叔父は、ハムレットを亡き者にしようと計画します。
なんと結末では、主な登場人物がみな死んでしまいます。