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2020/8/6 75年目の広島 [考える]

広島に地球上で初めての原子爆弾が炸裂して、75年目だそうです。
子供の頃、「戦争を知らない子どもたち」の一人である私は、両親から戦争の話を聞いても、遠い昔話のように感じていました。
でも、今、62才を目前にして考えてみると、
私が生まれたときに13才以上だった人は戦争体験者です。
そして今年、戦争体験者は75才以上の人だけということになります。

2011年、キャンディーズの田中好子さんが乳癌で亡くなったとき、彼女が主演していた「黒い雨」が話題になり、井伏鱒二の原作を読みました。最近、裁判で話題になった、原爆投下後に広島に降った放射能を含んだ雨で、この雨を浴びた人々は、放射能の作用により苦しみました(https://segawa.blog.ss-blog.jp/2011-06-05)。

2017年、初めて広島を訪れ、原爆資料館へ行きました。そこに展示してある資料は、屋根が骨組みだけになった原爆ドーム以上に、原爆の悲惨な破壊力を見せつけていました。資料館の中は写真撮影禁止です(https://segawa.blog.ss-blog.jp/2017-03-09)。

戦争の意味を考えると、命とは何なのだろうと思います。

今朝新聞を読んでいたら、NHK BSプレミアムで 13:00 「猿の惑星」があります。
1968年の作品です。録画予約しようかと思ったのですが、昔、記憶力のよかったころに見たので、今でもよく覚えていて、もう一度見る必要ないかという結論に達しました。

宇宙空間でトラブルが発生した宇宙船が不時着した星は、進化した猿の文明社会でした。
コンピューターグラフィックスのない時代、猿の特殊メイクが話題になりました。
そして、衝撃のラストシーン。
誰もが、愚かな人間が核戦争をした結果だと思いました。
でも2020年の若者だったら、人類滅亡の原因はコロナウイルスだと思うかもしれませんね。
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