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2020/4/28 酒は百薬の長ではない!? [学ぶ]

ショッキングな論文を見つけてしまいました。
これまでは、お酒は全然飲まないよりは少し飲んだ方が体に良いというのが通説でした。

ところが、この論文では、健康のためには全く飲まないのが良くて、飲めば飲むほど健康被害が大きくなるという結論でした。
少し飲む人は全く飲まない人と比較して、虚血性心疾患(心筋梗塞)や脳卒中による死亡は減りますが、癌が増えて、全体としては、全く飲まない方が死亡率が低くなるということです。
私のように、「少し」ではなく「沢山」飲んでいる人にとっては結論は変わらないのですが。。。

お酒もたばこと同じように「百害あって一利なし」ということなのでしょうか。


無題.png

この論文の結論です。
アルコールの摂取は、世界中の病気の主要な危険因子であり、実質的な健康被害を引き起こします。私たちは、全死因死亡率、特に癌のリスクが消費レベルの増加とともに上昇し、健康損失を最小限に抑える消費レベルがゼロであることを発見しました。これらの結果は、全体的な人口レベルの消費を減らすための取り組みに再び焦点を当てて、アルコール管理政策を世界的に修正する必要があるかもしれないことを示唆しています。
出典
GBD 2016 Alcohol Collaborators
Alcohol use and burden for 195 countries and territories, 1990–2016: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2016.
Lancet. 2018; 392: 1015-1035

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