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2020/4/26 サンデーモーニング [考える]

首都圏では、日曜日の朝8時からサンデーモーニングというテレビ番組があり、1週間のニュースをわかりやすく解説している。
当たり前ですが、トップニュースは新型コロナ肺炎。

日本では死者の数が増えてきて、恐怖がじわりと押し寄せてくる。
いつ自分が感染してもおかしくない。
近くを誰かが通ると、「こいつは感染しているのでは?」と考えてしまう。

突然ですが、地震!(9:50 am)

なんとなく分かってきたのは、PCR検査の結果結果は氷山の一角で、
症状のでない、または症状はあるがPCR検査を行なっていない感染者がかなりいそうだということ。
それを把握するために、今度は抗体検査を一般人口を対象に行うという。
「抗体検査」とは、新型コロナウイルス に感染した人が自己の免疫システムにより産生する抗体の有無を調べる検査。
感染してから、抗体が作られるまでにタイムラグがあるので、感染早期の診断には適さないが、治った後も抗体は消えないので、過去に感染したかどうかの診断が可能。

より多くの人が感染しているとすると、どうして一部の人だけが重症化して死亡するのかという疑問が起こる。
これを説明するのにちょうどよいのが「サイトカイン・ストーム」。
現時点ではあくまで仮説。
侵入したウイルスに対して、これを排除しようとする宿主の免疫反応。
詳しい機序は分かっていないが一部の人では、過剰な免疫反応が起こり、ウイルスを排除するために免疫機構が産生したタンパク質(サイトカイン)が宿主自体を攻撃してしまう。
これが嵐(ストーム)のように起こる結果、宿主の臓器が破壊されて、あっという間に重症化して死に至る。
こうなると、悪いことをしているのはウイルスではなく、自身の免疫細胞なので抗ウイルス薬も役に立たない。
それでは、と免疫抑制剤を使えば、今度は本家の感染症が敵がいなくなったとばかりに暴れ出す。
もし、アビガンが有効なのであれば、サイトカイン・ストームになる前、発症早期に服用すべきである。

病院の医療崩壊が深刻さを増している。
新型コロナウイルスとは全く関係のない病気で入院した患者が入院後に感染していることがわかり、院内感染を起こす。
紹介されていた病院では、入院する全ての患者にPCR検査と肺のCT検査を行なっているという。

病院、スーパー、電車。
病院の職員、患者はそこに固定されているので感染経路がわかりやすいが、スーパーや電車やパチンコ店では、出入りが多すぎて、実際にはそこで感染したとしても、それを特定することは不可能で「感染経路不明」となる。

抗体の話に戻る。
私は、医療従事者に抗体検査を行い抗体陽性の医療従事者を新型コロナウイルス患者の診療にあたらせればいいと思ったのだが、どうもそう簡単ではないらしい。
今のところ、一度かかって抗体ができたからといって、二度とかからないという保証はないという。
これが本当だとすると、完全な終息は難しいかもしれない。

残念ながらワクチンや治療薬の開発についての新しい話題はなかった。


Frozen Roses

Frozen Roses

  • アーティスト: 松任谷由実
  • 出版社/メーカー: EMI Records Japan
  • 発売日: 1999/11/17
  • メディア: CD


松任谷由実のアルバムの中では、異色というかあまり知られていないのでは?
このアルバムの中で私のお気に入り。
「ジョセフィン」
YouTubeでも一つしかヒットせず。
興味があれば是非、CD音源で聴いてみてください。
すごくおしゃれな曲です。

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