2020/2/24 シンドラーのリスト

シンドラーのリスト [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
• 発売日: 2014/12/03
• メディア: Blu-ray

1993年スピルバーグ監督作品。
とても有名な映画ですが、題名しか知りませんでした。
タイトルから、なんとなくホラー映画を想像していました（恥）。
今日、13:00からNHK-BSプレミアムで放送されたのを見ました。
３時間15分という長い映画です（NHKなのでCMなしで）。

第二次世界大戦での日本の状況は、色々と読んだり見たりしてきましたが、ヨーロッパのことはドイツが負けた程度しか知りませんでした。
この映画を見ても、ナチスがなぜこれほどユダヤ人を差別していたのか理解できませんでした。
そしてなぜ人が無抵抗の人を簡単に殺すことができたのでしょうか。戦争そのものが人を狂気にさせるのだろうか。
しかし、少なくともドイツ人の中にもシンドラーのように、ユダヤ人大量虐殺に否定的な人はいたということはわかりました。
シンドラーはナチスの党員でしたので、ナチスの政策に反する行動をとれば即、逮捕、極刑だったと思います。そこをうまく立ち回って、ユダヤ人を安い労働力として自分の工場で働かせるという理由でかくまったのです。
いつの時代でもいわゆる規制当局は賄賂でどうにでもなるのですね。
賄賂で財産を使い切ったときに戦争が終わり、ユダヤ人が解放されるという実話とは思えないタイミングのよさです（そこは脚色で、本当はまだまだお金に余裕があったのかも？）。

戦争の悲惨さを見聞きするたびに、今の平和を実感します。
安倍政権を批判しても殺されないどころか逮捕もされないし、新型コロナウイルスで一人死んだだけでも大騒ぎ（ホロコーストでは少なくとも600万人以上のユダヤ人が虐殺されたという）。