2017/10/11 夫と妻 [読む]
感想としましては、永六輔さんの妻へのノロケ本です。
奥さんが自分のやりたいことをさせてくれたから自分は幸せだったというお話。
そのほか
中山千夏との対談では古事記を引用して、女性の強さを思い知らされる。
最後に、淡谷のり子さんの話が出てきます。
夫と妻というテーマとは全く関係ないのですが、面白く読めました。
私の記憶では、淡谷のり子は、バケモノみたいなばあさんですが、私が生まれる前には、いろいろあったんだなあということがわかります。
閑話休題。
80代のうつ病と診断されているおばあさん。
診察室で、若いころには富士山に3回登り、四国のお遍路さんもやり、元気はつらつだったのに、もうなにもできないと言って嘆くのです。
年齢の割には元気な方だと思うのですが。
齢をとったのだから仕方がないということが自覚できないという意味では精神疾患なのかもしれませんが、齢をとれば、みんなが思うことであり、そういう意味では正直な方だと思います。
本人が精神科医に診てほしいというので紹介しましたが、精神病の薬で治療するような病気とは違うのでは?と内科医としては思いました。
2017-10-11 20:28
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