SSブログ

2024/4/19 九鬼山 [歩く]

定年退職してみると、想定していた定年生活とは違う現実にぶち当たります。

例えば、何か頼まれる時の前置き。
職場では「お忙しいところ申し訳ありませんが」
家では「どうせ暇なんでしょ」

奥さんには定年はなく、今までのリズムがむしろ乱される。

なので一人で遊ぶことも必要なのです。

というわけで、一人で山梨県へ出かけました。
予報通り、良い天気でした。

武蔵野線で西国分寺へ出て、中央線で大月へ。
乗り換え案内で時刻を確認している時、頭の中に都はるみの「好きになった人」の一節が降ってきました。
「お嫁なんかにゃいかないわ」のところが、「あずさなんかにゃ乗らないわ」と。
立川から大月まで特急あずさを利用する方法もありですが、鈍行で行きました。

大月で富士急行線に乗り換え。
乗り換え改札でSuicaオートチャージが使えず、残高不足で通れず、横の精算機で現金チャージしました。

IMG_2909のコピー 2.JPG

富士急行線には観光客風のガイジンがたくさん乗っていました。
Mt. Fujiを見に行くのでしょう。

IMG_2910のコピー.JPG

下車駅は「禾生」。
読めません。火星のかせいと覚えました。

IMG_2911のコピー.JPG
車道を少し歩くと登山道への案内があります。

IMG_2913のコピー 2.JPG
登山ルートは2つ。愛宕神社ルートで行きました。
熊鈴は持ってきませんでしたが、幸い、熊には出会いませんでした。

IMG_2915のコピー.JPG
見たことのない小さな花。

IMG_2916のコピー.JPG
茎山までの登山道はよく整備されていて歩きやすい道ですが、後半は急坂になります。

IMG_2917のコピー 2.JPG
道からちょっと逸れたところに富士山の展望が良い天宮岩があります。

IMG_2922のコピー.JPG
天狗岩から見た富士山。
ちょっとモヤがかかった感じの天気だったのですが、近いので綺麗に見えます。

IMG_2925のコピー.JPG
富士山の右には三ツ峠山。ここも絶好の「富士山を見る山」です。
ずいぶん前に登りました。

IMG_2929のコピー.JPG
九鬼山山頂。970m。

IMG_2932のコピー.JPG
山頂から眺める富士山。
先程の天狗岩よりちょっと高度が上がりますが、まあ同じです。

IMG_2930のコピー.JPG
YAMAPのアプリで、登山ルートを登録しておくとGPSでガイドしてくれます。
とても便利ですが、スマホのバッテリーが切れるとアウトなので注意が必要です。

IMG_2945のコピー.JPG
九鬼山から馬立山、御前山、神楽山と縦走して、中央本線猿橋駅にゴールしました。
nice!(18)  コメント(2) 

2024/4/9-10 南房総 ろくや [泊まる]

退職して初めての平日旅行。
南房総のろくやに泊まりました。

IMG_2890のコピー.JPG

9日は雨と風の大荒れの天気。
通行止めになった東京湾アクアラインを避けて、千葉を回って行きました。

IMG_2886のコピー.JPG

お刺身の舟盛りが出る宿を検索して見つけました。
2人前なので迫力が今ひとつですが、ほかにもたくさん出てきて食べきれないほどの料理でした。

IMG_2892のコピー.JPG

10日は快晴。
くっきりではありませんが、東京湾の向こうに富士山が見えました。

IMG_2902のコピー.JPG

館山の「渚の博物館」。
入場無料です。

IMG_2896のコピー.JPG

さかなクンは、館山市の出身なんだそうです。
さかなクンギャラリーがあります。

IMG_2900のコピー.JPG

館山城が見えたので、行ってみたのですが、駐車場が満車で停められず、パス。
平日なのに。。
nice!(17)  コメント(6) 

2024/4/5 アナログ [読む]

IMG_2878のコピー.JPG
3月31日をもちまして、定年退職しました。
これからはパートタイムで少し働きますが、4月は8日働き、22日休みです。

4月から始まった朝ドラ「虎に翼」、とても興味深く見ています。
女性が男性より下に見られていた時代。
「頭のいい女が確実に幸せになるためには、頭の悪い女のふりをするしかない」時代。
今、男女平等が当たり前になった背景には、先人たちの勇気と努力があったんですね。

主題歌「さよーならまたいつか」は米津玄師の曲ですが、この曲、藤井風と言われても違和感ない感じがします。リズム感は久保田利伸を思い出させます。SMAPの「夜空ノムコウ」に似たフレーズもあります。これまでのマイナーなイメージの米津玄師にしては、メジャーなメロディーでリズム感もよく、とても感じのよい楽曲になっていると思います。ダンスも流行りそう。

あと、BSで朝、放送していた「まんぷく」のあとの「オードリー」は見ていませんが、地上波で12:30から放送が始まった「ちゅらさん」の再放送はNHKプラスで見ています。


アナログ (集英社文庫)

アナログ (集英社文庫)

  • 作者: ビートたけし
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2023/07/06
  • メディア: Kindle版



ピアノという喫茶店で知り合った男と女。
メールも電話番号も交換せず、毎週木曜日にピアノで会う約束をする。相手が来なかったら何かの都合で来られなかったのだと。
結婚を申し込もうと指輪を持ってピアノに行った日、彼女は現れなかった。それ以来、毎週木曜日、ピアノに行ってみたが、彼女は来なかった。
連絡先を知らないので、彼女の行方を追うすべもない。

純愛小説なのですが、作者がなぜ「北野武」ではなく「ビートたけし」なのかというと、
小説の中に悪友による笑える下ネタ(ビートたけしのまんま)がところどころ出てくるのです。

LINEやメールは便利ですが、いつでも連絡できる反面、いつも拘束されているようで気が休まらないといったデメリットもあります。
郷ひろみの「よろしく哀愁」。
「会えない時間が 愛育てるのさ 目をつぶれば 君がいる」
よきアナログ時代の恋を歌っています。
nice!(17)  コメント(6)