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2020/3/22 終息?収束? [学ぶ]

NHK放送文化研究所のサイトに解説がありました。

まず「終息」についてお話しします。「終」は文字どおり「終わる」という意味ですが、「息」という漢字にも「止<や>む」という意味があります。つまり「終息」は、似た意味の漢字を2つ重ね合わせて「完全に終わる」という意味になっていると考えることができます。
次に「収束」について説明します。これは「収まる」「束ねる」ということから、「(状況・事態などが)ある一定の状態に落ち着く」という意味になっています。ふつう、「(例えば新型肺炎の)問題・感染状況」などについて使うことが多く、「新型肺炎」といった病気自体が「収束する」という言い方(書き方)は、あまりしません(なお、似たことばとして「集束」というものもありますが、これは「光の束が一か所に集まること」を意味する物理学の専門用語です)。
ここから、新型肺炎の「完全制圧」の場合には「終息」、(完全制圧ではないにしても)新型肺炎に関する(社会的)状況などがかなり落ち着いてきた場合には「収束」、ということになります。
「宣言」する場合には一般に「完全制圧」でしょうから、「新型肺炎終息宣言」なのです。
いっぽう次のような場合には、表記としては「終息・収束」のどちらもあり得ます(意味はそれぞれ異なることに注意)。
「A国では感染の広がりがシューソクに向かっている。」
「(新型肺炎の問題が)シューソクすればA国を訪問する。」
「(新型肺炎の問題が)早くシューソクしてほしい。」
もうおわかりかと思いますが、「終息」は「完全制圧」であるのに対して、「収束」の場合には、ほぼ事態が収まっていることを意味します。例えば音声コメントにスーパーをつける場合、その人が「終息」と「収束」のどちらの意味で発言したのか、注意が必要でしょう。

勉強になりました。
「終息」は「息をするのが終わる」だから死滅するという意味だと思っていました。ウイルスが死滅するのだから間違いではないと。でも私の知識は間違っていました。「完全に終わる」という意味であって、死ぬかどうかは関係ないのですね。
他のメディアが「収束」を使っているのに対し、朝日新聞が一貫して「終息」を使っていたのが気になっていたのですが解決しました。

冬のソナタ エピソード11と12を見ました。
ミニョンの母ミヒがピアノコンサートのため訪韓したことをきっかけに、ミニョンは自分の過去に疑問を持ち、調べ始めます。一方、サンヒョクも父とミヒの会話を盗み聞いたことをきっかけにミニョンの過去を調べます。そしてついにミニョン、サンヒョクはそれそれ、ミニョンがジュンサンと同一人物であったことを確認します。ミニョンがユジンに自分がジュンサンであることを打ち明けたところで12話は終わります。
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