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2012/7/22 草刈り [働く]

草刈り機.jpg
前に勤めていた病院は、敷地が広く、その一角に桜の園とよばれる桜の木が植えてあるエリアがあります。肺結核の治療薬がなく、「大気安静療法」だった昔、患者さんの憩いの場として使われていたようですが、今は病院の裏側で誰も利用せず、草ぼうぼう状態です。
その病院を退職した人たちの同窓会みたいな会があって、今回、桜の園の手入れをするイベントがありました。
社会奉仕というほどではありませんが、私も元職員として参加しました。
そこで初めて使ったのがこの草刈り機です。使い方を間違えれば人も殺せそうな恐ろしい機械ですが、操作するのに免許などはいらないようです。
電動ではなく、オイル式で、エンジンをかけて刃を回転させます。釜や鋏で刈るよりは、はるかにらくちんで能率もいいですが、終わってみると上肢の筋肉痛がかなりきました。
雑木林の下草というのは、縦に生えている草に対し、横につる草が絡み付いていて、ちょうど布の縦糸と横糸のような感じで支えあっています。そのため、縦に生えている草の根元を水平に刈り取っても上のほうがつるで横に繋がっているのですぐには倒れません。強い風が吹いてもそう簡単にはなぎ倒されないようになっています。
全くちがう種類の植物が、お互いに協力して共生しているのです。
というわけで、約2時間の作業でしたが、なかなかてこずり、エリア全体の草を刈り取ることはできませんでしたが、いい汗をかくことができました。
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